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NHKスペシャル「ロッキード事件」

NHKスペシャルでロッキード事件が特集されていたのですが、それが大変良かったので少し備忘録を書きたいと思います。

私が視聴したのは、田中角栄元総理がロッキード・マーティン社から多額の献金を受け取った疑惑があり、彼の周辺の人物が次々と逮捕されていき、そして彼自身も逮捕されるという「ロッキード事件」を取り上げた番組でした。

このNHKの特集は三部構成になっており、一部と二部ではロッキード事件がどのような経緯をたどったのかを再現ドラマを通してわかりやすく整理されおり、第三部はロッキード事件の隠された闇、すなわちアメリカ政府が日本政府に対潜水艦哨戒機P3Cを当時の田中角栄総理に買うことを迫り、そのときに受けた献金こそが「ロッキード事件」の真相であるという内容でした。

当時は首相が他国の企業から「民間航空機」について献金をもらったという事件で事なきを得ましたが、それが実は「軍用機」を輸入することで献金をもらったとするならば、それこそ日本政府の信用そのものを失いかねない大事件になったはずです。

アメリカ政府としても、自国の企業が潤い、なおかつ東アジアの防衛戦略が格段に立てやすくなることは大きなメリットでした。

もう40年という長い歳月を経て、忘れていた事件ではありますが、長い年月を経て新しい事実を伝えることにNHKのジャーナリズムを感じます。